東京都認知症介護指導者 愛称「ぺこちゃん」ブログ
介護施設でも看取り介護
2023-10-18
高齢社会が進行していく中で死の迎え方が大きく変わっているように感じます。病院ではなくなじみのところで、、、なじみの人に囲まれて、、、
苦しまずに穏やかな自然に旅立ちたい。
核家族化も進む中で人の死に立ち会ったり、身近に体験することが少なくなった今、いざ人の死に出会ったとき、恐怖心やどうしてよいかわからなかったりします。日常はあまり死を考えることがないですし、死について話すこともないですね。
でもこの死について考えたり学んだり、体験しなければ私達
施設で働くものは、看取り介護を通して学ぶこともなくなってしまいます。
もしご利用者の方、ご家族が自分の施設で最期を迎えたいと思ってくださったら、心から感謝とそして自分の介護に誇りを持ってほしいと思います。
今、自分が介助している食事の、その一口が最期の食事になるかもしれない、明日はお会いできないかもしれない、と思い、大切に大切に支援していきましょうと教わってきました。
認知症高齢者の想いを感じることの大切さ
2023-04-04
認知症といえば必ずといっていいほど、あげられる認知症の行動・心理症状のひとつ、【徘徊】
(私はこの言葉は好きではありません)
徘徊は目的なく歩き回っているのでしょうか?
現場では、なんとかこの徘徊をやめさせるにはどうしようか考えます。
よくあるのは、「お茶でものみましょう」「おもしろいテレビやってますよ」「〇〇さんの好きなカラオケ始まりますよ」と、別のことで気をそらせたり、説得したりしませんか?ついついその場限りの対応していませんか?
認知症の人は目的もなく歩き回っているのでしょうか?
ぜひ、心の声、想いを聞いてみてください。
その人なりの目的があるはずです。
徘徊を止めるのではなく、どうしてだろう、、と認知症の人の想いを感じることができたらよいですね
最期まで自分らしく・・・・
2023-04-04
認知症にの人が最期まで自分らしく生きる、生活をしていけるよう私たちは何ができるでしょうか?
生きてきた中で積み上げられてきたその方の人生を
大切に考え、日々のケアの中でいろいろな工夫をしながら
支えていく、、、、
毎日、毎日、認知症の人との関わりは勉強することがいっぱいです。
心に手が届く声掛けを
2022-12-07
これからの医療・福祉・介護は介護のスキル・テクニックは
もちろん必要ですが、認知症の人の心・想いの部分を
どのようにして支えていくかが重要だと思います。
私達、スタッフは正しい接遇マナーを身につけることも
大切ですね。
真心のこもった質の高いサービスをいかに
お届けするかが問われる、、、
気配り・目配り・そして
心配りの感じられる
声掛けをしっかり学んでいきましょう
認知症の人はとても不安なんです
2022-11-07
認知症になると、物忘れや、今までできたことができなくなって自分自身の能力が低下してくると、この状態にとても不安になります。
自分自身が気づいている自分の能力の変化と、周りの人にそのことを気づかれているかもしれないと思うこと、、この二つに対してとても敏感になっていることがあります。
馬鹿にされているんじゃないか、私のことを笑っているんじゃないか、変に思われているんじゃないか、、と
考えてしまうこともあります。
認知症の人のこころの苦しさを理解することが大切です。
ぜひ、認知症の人の【こころ】の内を意識しましょう