東京都認知症介護指導者 愛称「ぺこちゃん」ブログ
コロナ ストレス
2020-11-07
コロナ、、まだまだ先が見えず不安な毎日です。
私たちの仕事は在宅ワークするわけにもいかず
時差出勤をすることもできず
通常通りのシフト制で仕事をしています。
もちろんスタッフは感染症予防のために細心の注意を
払い業務にあたっています。
今、見えないものに恐怖を覚え
その中でも通常の業務をすることは
ストレスでもあります。
でもスタッフ全員 使命感をもって業務にあたっているのです。
今、人間としてどう生きるのか、どうこれから先
行動していくのかを試されているようにも
思えます。
改めて家族といる時間を大切にしたり、子供と話す時間が増えたり、いろいろなことが工夫され新しい生活が始まっています。
今までには全く考えられなかったことが起きました。
デメリットもあり、でもメリットもあり
それぞれが、今までとは違うことにチャレンジしてみる
チャンスととらえることも必要かなと思います。
ストレスはもちろんありますが
このストレスと向き合い、前向きにとらえ
心身共に健康で過ごせるように、、、、
認知症の人を看取る
2021-09-16
死にゆく人をみたことがない、体験したことがないという介護スタッフがいると思います。
「看取り」「死」というと今は病院のイメージが強いかも
しれませんね。
まして施設の現場ですと、医療設備もないし、、不安と思うのが普通かもしれません。
認知症の多くは進行し、重度化した時は看取りが必要になってきます。
そして認知症の人を看取ることは決して簡単なことでもありませんし、より知識・技術・人としての感性や死生観など
多くの要素が必要です。
看取りに関われることを価値と思えるかどうか、、介護を仕事として選んだ方々にはこの価値に気づいてほしいと
思います。
その方の命、生きる意味と死にゆく意味、、、とても
深く学びを得ることができるでしょう。
介護という仕事は誰でもできる仕事ではないのです。
私たちはプロとして、この仕事に自信と誇りをもって
認知症の人に最期まで寄り添いたいですね。
【認知症でも心は豊かに生きている】
2020-09-09
認知症医療の第一人者でもある
長谷川和夫先生が認知症に、、、
「自分が認知症になり、ようやく本物の認知症研究者になれた
できなくなったことより
できることに目を向ける」
この言葉、本当に心に響きます。
私が認知症介護指導者になるための研修に参加していたころ
何度かお会いし、認知症についていろいろなことを教えてくださいました。
新型コロナウイルス感染について
2020-04-15
新型コロナウイルス感染対策として現在
あじさいでは面会が中止となっています。
当初は4月末までとしていましたが、当面の間、ご遠慮いただく
ことになりました。
ご家族の方々は、面会ができないことでの不安や心配があると思います。
差し入れやお手紙などは一階でお預かりしていますが、その際に
内線電話でご利用者とお話することをご案内したり、動画や写真をおみせしたりしています。
会いたいよ~
こっちは心配ないよ
大丈夫だよ、あんたたちは大丈夫?など
いろいろお話されていました。
その光景に涙が出てきます。
母の認知症が重度のため長い間、全く会えないとなると完全に私の顔を忘れてしまうのではないかと不安、
少しでも顔を見たいという声もありますが、集団感染が何より心配。長い闘いになりそうですがご利用者の方も職員も守って
いかなければなりません。
私たち働くスタッフにも大切な家族がいます。
もちろん在宅ワークが可能であれば一番よいですが
この仕事はそうはいきません。
頑張ろう!!あじさい!!!
心に届くマナーと声掛けの大切さ
2020-02-29
先日 都内の高齢者施設にて
介護スタッフのマナー向上!の講師をしてまいりました。
たくさんの方々が参加され、多くの学びをしていただきました。
マナーとは目にみえない
【財産】
しっかりと身につけることで自分自身に自信がつき
また
人からも信頼される人間関係を築くことができます。
介護・福祉・医療は、技術だけでなく
心のこもった質の高いサービスをいかに提供していくかが問われると思います。
マナーは【心】【気持ち】の伝達ですね