東京都認知症介護指導者 愛称「ぺこちゃん」ブログ
若年性認知症
2017-03-09
今日は「若年性認知症」について書いてみたいと思います。
認知症は、一般的には高齢者に多い病気ですが、65歳未満で発症した場合、若年性認知症といいます。
65歳未満というと、働き盛りの世代でもあり、病気になるとご本人はもちろんですが、ご家族への影響も大きいですね。
厚生労働省が若年性認知症の実態を調査し、2009年に発表した結果では、若年性認知症患者は、調査時点で4万人弱。
男性の方が女性よりも多く、発病年齢は平均で約51歳。
若年性認知症は、脳血管性型とアルツハイマー型の2つが圧倒的に多く見られます。罹患者は少数ですが、高齢者でも見られる前頭側頭葉型やレビー小体型、事故などで脳に損傷を受けたために起こる頭部外傷後遺症や、多量のアルコールを飲む事で脳が委縮する、アルコール性の認知症なども見られます。
認知症は高齢者だけが患うものではなく、若い世代でも認知症になる事があるんだということをよく知っておく必要がありますね。
物忘れが出始め、仕事や生活に支障をきたすようになってきても、まだ若いから、、自分が、家族が認知症になるなんて、、、
という思いで認知症であるとは気付かなかったりします。
病院で診察を受けても、うつ等と間違われることもあり、診断までに時間がかかってしまうケースが多く見られます。
まずは早期発見、早期治療が大切といわれています。
まさか、主人が、まさか母が、、そしてまさか自分が、、、、と思ってしまいますが、そのまさかがあり得るということですね。
「認知」と「認知症」
2017-02-27
気になること・・・
「認知進んできたよね」「認知あるの?」という言葉を耳にする事があります。
「ん???」どういう意味?だろう???認知が進んだって?
認知がある?ない?ってどういうこと?
もしかして「認知症」のこと?をいってるの?
「認知」
1.人間などが外界にある対象を知覚した上で、それが何であるかを判断したり解釈したりする課程のこと(Wikipedia)
2.親子関係のうち、父子関係において、生殖上の意味での父が不明な子を懐胎した母の夫が「認知」すること(Wikipedia)
上記のことから考えると
介護・福祉業界で「認知がある」等使われていますが
正しい遣い方ではないですよね。
少なくとも私たち専門職は正しい言葉
「認知症がある」「認知機能に支障がある」と使うように
したいですね。
認知症とは・・・・認知症とは病名ではなく様々な原因によって
の病的変化が起こり、それによって認知機能が低下して
いくもので、認知機能の低下が原因で日常生活全般に支障を
きたす状態。
(おおむね6ヶ月以上持続している状態)
ストレスと向き合ってみましょう
2017-02-16
福祉援助職に限らず私たちの生活は日々ストレスにさらされています。ストレスが好ましくないものと考えがちですが、実はストレスがない状況はかえって退屈で空しいもの、、、ではありますが
過度なストレスは困りますよね
ストレスが少なすぎると→退屈、空虚
ストレスが適度→快適、充実感
ストレスが過度→イライラ、不安、疲労
過度なストレスを乗り越えるには
①ストレッサーを少なくしたり特定のストレッサーを回避すること
②ストレス反応をうまくコントロールすること
ストレスのセルフコントロール法を知っていれば
少し 状況がかわるかもしれません。
人間関係でストレスを感じている方も多いと思います。
私の大事にしている言葉があります。
過去と他人は変えられない。
他人を変えたければ自分を変えれば良い
相手がどうかではなくすべて自分自身がどのような考え方でどのような行動をするか、、、
本日は西東京市で「ストレスと向き合ってみよう」のテーマで
講師をして参ります。改めて私も今ある自分に向き合ってきたいと思います。
2月7日~2月10日まで・・・・
2017-02-07
おはようございます!
2月に入り 風が冷たい日が続いていますね。
皆様 体調はいかがでしょうか?
さてさて本日7日~10日まで私は研修講師のため
不在となります。
本日7日は「江東区認知症研修」で午後から出かけます。
8日は東京都登録講師研修事業の「ストレスと向き合ってみよう!」のタイトルで講師をして参ります。
9日、10日は東京都認知症介護実践者研修の講師のため
茗荷谷にいって参ります。
連日の講師の仕事のための準備で
少々頭が回らなくなっていますが伝えたいことをしっかりと
お話してこようと思います。
それでは!
「サービスマナー ~介護バージョン~」研修開催
2017-01-19
昨日 西東京市に
「サービスマナー ~介護バージョン~」研修の講師として
出かけてきました。
講義だけではなく、アクティブな動きなども取り入れ
身体で感じられる研修を作ってみました。
多くの方々にご参加いただき
感謝しております。
この研修で何かしらの気づきを感じていただければと思います。
介護サービスを受ける高齢者が、介護されるという負い目を感じることなく、その人がその人らしく、高齢に達した誇りを感じながら生活できることが介護の大きな役割です。
その中にあってサービスマナーの向上はとても重要なことです。